絵の道具  




イラストを描くにあたって良いなと思える情報を紹介、リンクさせていただいています。

それぞれのソフトウェアを作られ、配布して下さっている作者の皆様、有用な情報を公開して下さっている皆様に感謝します。

もしわからない語句などありましたら、ASCII24内のアスキーデジタル用語辞典や、 All About Japan[CG]内のCG用語辞典等でお調べになることをおすすめします。




□現在紹介させていただいているソフトウェア一覧

□その他色々




  GIMP for Windows  

□言わずもがな、といった感じのUNIX発の高機能グラフィクスエディタのWindowsバージョンです。

□レイヤ、マスク、ベジェ線、フィルタなど機能は大変豊富。 機能だけなら市販ソフトにも負けません。それ以上のところもあります。 またScript-Fuという機能によって動作を自動化することが出来ます。 デフォルトの状態で多くのScript-Fuやフィルタが備わっているのでそれでけでも十分使えます。 プログラミングができるのであればScript-Fuもフィルタも増やせます。

□そういえば肝心の絵を描く機能ですが、アンドゥ回数は自分で設定できますし、ブラシも自分で作れます。 線もそれなりにきれいなので絵を描くには十分な機能があるかと思います。

□ただよく落ちるのが難点。 以前よりはずっと安定しますが、それでもタブレットサポートありのままタブレット使うと挙動がおかしかったり強制終了されたりします。タブレットサポートを無しにして起動すれば筆圧は効かないものの、一応描けます。(本家UNIXバージョンはちゃんと安定しているそうです。)

□こんな説明よりずっとわかりやすく詳細で多岐にわたる日本のGimp関連サイトがありますので、そちらで詳しい情報を読まれることをおすすめします。
参考URL→ TheGimp晴れ ときどき GIMPGimPGIMPユーザーズマニュアル日本語版

□ちなみにGIMP関連ページや、関連図書はその多くがLINUXなどのUNIX系OSでの内容となっていることが多いのでご注意ください。
(2002/04/30/ver1.2.3)

●●作成者●●沢山…。初めに作った方はPeter Mattis氏とSpencer Kimball氏だそうです。
●●ウェブサイト●●GTK+ and GIMP for Windows
●●対応Windows●●?Win95,NT以上。どのバージョンでも不具合あるので。
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  LitePaint  

□多機能かつ自分で拡張でき、またWindowsユーザーには使いやすいと思うソフトウェアです。

□主な特徴はマルチプルレイヤ、色マスク、豊富なフィルタ、スクリプトによる作業の自動化、簡単にGUIにて作成できタブレットの筆圧による透明度やサイズ変化対応のブラシ、の自作可能の形状描画、SusiePluginでの多数ファイルの読み込み、ネットワーク機能などです。

□レイヤやフィルタなどは他のソフトウェアが持ち合わせているのとそう変わりはありませんが、 形状、テクスチャ、描画手法、背景色、密度、色範囲、グラデーションや形状回転などを 詳細にしかも簡単にGUIで作ることの出来るブラシは絵を描く人には嬉しい機能といえます。

□スクリプト機能に関してですが、インストールした段階ですでにいくつか作成者さんが作られたと思われるスクリプトファイルがありますので、 試しに写真に対してでもかけてみられるとどんな感じなのかわかると思います。 フィルタと違って時間はかかりますが、スクリプトファイル自体はフィルタと違ってただのテキストファイルなので、 VBScriptかJScriptを覚えれば自分でスクリプトファイルを作成できます。

(2002/04/15/ver0.405)

●●作成者●●りげる氏
●●ウェブサイト●●Abstract Instance
●●対応Windows●●95/98/2000/XP
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  Pixia  

□マルチプルレイヤ、マスク、アルファチャンネル、様々な選択ツール、ペンツールの透明度太さ密度へのタブレット筆圧感知などなど多彩な機能があります。

□ペンのカスタマイズが楽にできて、登録可能数は無制限。 フィルタ類はプラグイン形式で増やせ、初期のフィルタのほかにユーザーさんが作成されたフィルタをPluginフォルダに入れることで増やすことができます。

□Windows日本語版のほかに、Windowsの英語版中国語版ハンガリー語版フランス語版、Linux版FreeBSD版がPixiaサイトで公開されています。すごい。 (個人的には中国版を使ってみたい…面白そう。中国の言葉読めないけど)

(2002/03/22/ver2.4g)

●●作成者●●丸岡勇夫氏
●●ウェブサイト●●Pixia
●●対応Windows●●98/Me/2000/XP
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  Project dogwaffle  

□絵を描くために作られたアプリケーション。 まず機能が多いだけに(英語に弱い人間は)英語であることに難儀しますが、使ってみればこれがもの凄い数の筆にフィルタ。 特に筆の種類といったら思いつく事のできる筆先(パステル、水彩、油彩、鉛筆、木炭など実にリアル)は、初めからあるのでそれで線を描くだけでかなり楽しめます。 筆圧感知機能はありませんが、筆ごとにブラシサイズや透明度の変化や色を振る度合いなどが設定できるので、本人次第で自在に絵を描く事ができます。

□ただ、PhotoShopその他のソフトのような絵を描くのは困難です。そういう絵を描きたい方には私はおすすめしません。 レイヤも、二枚だけで、描きながら合成状況を見るというタイプのものではないですし。
きわめて私見ではありますが、どちらかというと一枚のキャンバスに一からフリーハンドで主線をあまり気にせず描いていくという方におすすめです。 (DogwaffleのサイトでGalleryページをご覧になればよいかと思います)

□また、Radiantというなんだか楽しげな、めちゃくちゃリアルに光を表現するソフトも同梱されていて、それとの連携もとれます。 (私はこのRadiantがあると、絵を描くのもそっちのけでついつい遊んでしまいがちになります…)

□まだ機能を把握しきれていないので、これから使っていって、どんな機能があるかなどを書き足していこうかと考えています。 また、掲示板のようなところ(米国Yahoo!の提供しているYahoo!Group内)があり、 ユーザーによる質問や作成者による修正パッチの配布など、色々と有用な情報があるようです。 配布元サイトにBrian Hinton氏によるオンライン版チュートリアルのページへのリンクがありました。 基本的な使い方や炎の作り方がありましたので一度閲覧されると良いかもしれません。 (もちろん全て英語で、Tutorial1とTutorial2を閲覧するにはJAVA対応ブラウザが必要です。)

→Dogwaffle覚書
なんか日本語でDogwaffleの説明があるサイト少ないので覚え書きのようなものを少しですがまとめました。量が少ないので役に立つとはあまり思えませんが…

□現在Project Dogwaffleの最新版はcommercial versionとなっているため、フリーウェアとして使用できるのは1.11bまでです。

(2002/12/13/ver1.11b)

●●作成者●●Dan Ritchie氏
●●ウェブサイト●●Project dogwaffle窓の杜でダウンロードできます。)
●●対応Windows●●95/98/Me/NT4.0/2000
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  わんぱくペイント  

□タブレット専用。マウスじゃキャンバスが反応しないので描けません。 フィルタはネガ反転や回転など基本的なもののみで選択ツールやマスクがありませんが、 マルチプルレイヤ(合成は乗算、加算、減算のみ)が使え動作はきわめて軽く、筆圧対応で線の描画がめちゃくちゃキレイなのがイラスト描きには嬉しい所です。

□いろいろ機能のついている後継ソフトのopenCanvas(シェアウェア)もキレイに描けるのですが、 線画を描くならこちらの方が楽です。もちろん色付けもいけます。フリーハンドで描く以外の機能が殆どついてないからサイズ小さいし軽いし。

□2000年に開発が終了しているのでサポートはなくReadmeファイルも付いてないので、対応OSのバージョンもよくわかりません。 とりあえずうちでは問題なく使えてます。(Windows98SE、WACOMのFAVO)

(2002/03/22/ver2.02)

●●作成者●●?(openCanvasの作者さん?)
●●ウェブサイト●●StudioWP(残念ながら閉鎖されたようです。したがってダウンロードは多分無理です。)
●●対応Windows●●?(98SEでは問題なく動いています。)
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Last Update 2003/04/06
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